ウスメバルの水揚げ量青森県ナンバーワン!「中泊町」(なかどまりまち)
「農業の町」と「漁業の町」が合併した町
中泊町は、平成17年3月に旧中里町と旧小泊村が合併して誕生しました。双方の地域は、それぞれ「中里地域」「小泊地域」と呼ばれ、2つの地域の間に五所川原市市浦地区を挟んで飛び地となっています。飛び地合併ではありますが、それぞれがお互いになかった個性を手に入れ、一つの町になるために歩んできた町です。
中里地域
旧中里町である中里地域は、戦後の食糧不足などから、干拓事業や土地改良事業が積極的に進められ、広大な田園地帯を形成しています。平野部は「三角州」と呼ばれる地形となっており、農業に適した肥沃な大地となっています。
このような土地柄から、農業が基幹産業となっており、地域を縦貫する農道・通称「コメ米ロード」からの景色は圧巻です。特に、津軽平野や十三湖から望む岩木山の姿は、そのなだらかな姿から「津軽富士」と呼ばれ、地域の人びとから愛されています。
冬は、一面銀世界となったその平野を、日本最北の民鉄「津軽鉄道」がストーブ列車を運行します。津軽中里駅はその終着駅で、全国的にも有名な同列車には、各地から多くのお客様が訪れます。
小泊地域
日本海沿岸に集落を形成している小泊地域は、急傾斜の山々が多く、断崖と海が織りなす景色は壮観です。特に、権現崎(小泊岬)や、国道339号・通称「竜泊ライン」などの景色は素晴らしく、一帯は津軽国定公園に指定されています。中里地域とは対照的な性格を持つ小泊地域は、漁業と観光が主産業となっています。
漁港には、イカやメバル、マグロが主に水揚げされ、特にメバルは「津軽海峡メバル」というブランドで高級魚として取引されています。イカは、春先に獲れるヤリイカが美味で、刺身にして食べると絶品です。海がある小泊地域はその風景もあって観光面での恩恵も大きく、ドライブや釣りのために多くの人が訪れています。
「観光にもおすすめ!」な訳とは?
中泊町は津軽半島の脊梁をなす中山山脈の西側に両地域は位置し、中里は津軽平野を縦断する岩木川が流れ、秋は津軽平野を黄金色に染めます。また、小泊地域は津軽海峡と日本海に接し豊穣な漁場、風光明媚な景勝地が豊富な癒される町です。
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「津軽海峡メバル網外し体験ツアー」
6月から8月の、刺し網漁で漁獲される「津軽海峡メバル」は特に脂がのって上品な旨みがあります。おすすめである「刺身」は、コリコリとした食感で抜群に美味しいです。
本ツアーは、津軽海峡メバルの網外し体験の他、魚をより身近に感じられる「漁港散策」、夏の暑さもぶっ飛ぶ「製氷庫体験」、取れたての津軽海峡メバルの刺身を味わえる「試食会」。そして参加者には津軽海峡メバル含む「お土産セット」を提供。他では体験出来ないお得な内容となっています。夏休み期間は、ぜひ家族みんなで中泊町に遊びに来てください。
期間 | 毎年6月~8月に開催 |
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会場 | 小泊漁協前 |
住所 | 青森県北津軽郡中泊町大字小泊字大山長根128 |
お問い合わせ | 中泊活ハマクラブ(小泊漁業協同組合) TEL:0173-64-2641 FAX:0173-27-9012 E-mail:kodomarigyokumi@yahoo.co.jp |
小説「津軽」の像記念館
太宰治の復元の声やビデオシアター、小泊出身で太宰の乳母である「タケ」が太宰との思い出を語る映像など、太宰や小説「津軽」にまつわるものを展示しています。
住所 | 北津軽郡中泊町小泊砂山1080-1 |
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お問い合わせ | 小説「津軽」の像記念館 TEL:0173-64-3588 |
交通アクセス | JR五所川原駅より、弘南バス小泊線乗車 (所要時間約1時間40分)、小泊小学校前下車、徒歩約2分。 |
開館時間 | 9:00~16:30(4月~10月)、9:00~16:00(11月~3月) |
休館日 | (4月~9月)無休 (10月~3月)毎週月・火曜日が休館(国民の祝日と重なる場合は翌日) 年末年始(12/28~1/4)は休館 |
入館料 | 一般/200円(180円)、大学・高校生/100円(80円)、小・中学生/50円(40円) ※()内は20人以上の団体料金 |
権現崎
日本海に突き出た標高229mの岬。小泊地域のシンボルであり、岬のいただきには豊漁と漁師の無事を祈る神社が建立されています。北海道・岩木山・十三湖などのパノラマ景色を楽しめます。
お問い合わせ | 中泊町水産商工観光課 TEL:0173-57-2111 |
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中泊町博物館
エントランス、インフォメーション、特別展示室、常設展示室で構成されています。そこにはいずれも体験できる装置を配置しており来館するお客さまに関心を持ってもらい、また新たな文化創造へと発展できるよう配慮されています。その一つがエントランスに設置されたディーゼル機関車の復元モデルです。日本初の森林鉄道「津軽森林鉄道」を駆ける颯爽とした姿は、まさに博物館のシンボルにふさわしいものです。
また、情報や資料が検索できるコンピューターでのガイドシステムも備わっています。中泊町の自然、歴史、民俗、産業の幅広い分野を網羅した博物館です。
住所 | 北津軽郡中泊町中里字紅葉坂210 |
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お問い合わせ | 中泊町博物館 0173-69-1111 (中泊町教育委員会) |
入館料 | 一般200円(100円)、高校・大学生100円(50円)、小・中学生50円(30円) ※( )内は20名様以上の団体割引料金となります。 |
開館時間 | 9:00~16:45 ※最終入館は16:15まで |
休館日 | 毎週月曜日・祝日、毎月第4木曜日、12月28日~1月4日 |
大沢内ため池公園
芦野池沼群県立自然公園に指定されており、ため池は、餌場とするサギやキジ等が多く見かけることができます。水域はヒシ、エゾノミズタデ等の大群落、周辺はブナやミズナラを主体とした自然林に覆われています。また、湧きつぼは環境省の『平成の名水百選』に選定された飲める湧き水があります。自然林に包まれた澄みわたる池と大地に湧き出る水が印象的です。
お問い合わせ | 中泊町役場水産商工観光課 0173-57-2111 |
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津軽伝統 金多豆蔵人形劇
「津軽伝統 金多豆蔵人形芝居」は青森県中泊町の無形民俗文化財に指定されています。
「金多」と「豆蔵」による掛け合い漫才のほか、津軽民謡にあわせた人形の手踊りなど数十種類の演目を持っており、津軽の風俗や社会の世相を取り入れるなど、バラエティに富んだ内容になっています。
酒呑みで失敗ばかりする「金多」と、おっちょこちょいだが情にもろい「豆蔵」。全編津軽弁で繰り広げるこの劇は、伝統を守りながらも世相と風刺を取り入れる、懐の深い劇です。いつも笑いに満ちた2人の姿を、劇場という非日常空間でお楽しみください。
また、「金多豆蔵人形芝居シアター」も上映しております。
住所 | 北津軽郡中泊町大字中里字亀山225-1(津軽鉄道 津軽中里駅構内) |
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お問い合わせ | 「金多豆蔵人形一座」 主宰者 木村 巌 TEL:0173-58-3573、携帯:090-8788-5698 |
場所 | 津軽鉄道 津軽中里駅構内「駅ナカにぎわい空間」 |
開催日 | 毎月第1土曜日 ※上記の開催日以外については要予約で開演いたします。 |
開演時間 | 午前の部 10:30 午後の部 13:00 |
入場料 | 大人:1,000円、子ども:500円 ※団体20名様以上は1割引 ※「子ども」料金は中学生未満。就学前児童は無料 |
備考 | 主宰者の病気・ケガ等により開催できない場合があります。その際はご了承ください。 開催の予定につきましては、お問合わせください。 |
金多豆蔵人形芝居シアター
受付にて上映の申込をしてください。
料金 | 大人:400円、子ども:200円 |
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シアター休業日 | 毎月第1・3日曜日と年末年始 |
※現在休止中です。「駅ナカにぎわい空間」内の金多豆蔵人形芝居ミニシアターをご利用ください。
小泊マリンパーク
夏には海水浴客で賑わう海岸です。天気の良い日は北海道の大島や小島を見ることができ、夏祭りなどのさまざまなイベントも開催されています。
住所 | 青森県北津軽郡中泊町大字小泊字砂山1203 |
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お問い合わせ | 中泊町役場水産商工観光課 TEL:0173-57-2111 |
期間 | 7月1日~8月31日まで |
ライオン海道
ライオン海道の橋げたには、訪れる皆さんを出迎えてくれるライオン像があります。橋からは、権現崎に沈む夕陽や四季によって色が微妙に変化する様々な夕陽も見られます。国道339号線、小泊にあるおさかな海岸を直進するとライオン街道を通行いたします。
ライオン岩・ライオンベイブリッジ・ライオンゲートブリッジ
ライオンゲートブリッジから下前漁港の方を見ると、岩の先端がライオンの顔によく似ているライオン岩が見えます。ライオンゲートブリッジ・ライオンベイブリッジの二つの橋の両側にはライオンの彫刻(田村進氏作)があり、それぞれに作者の思いが込められています。橋を渡ってから権現崎に向かって道なりに進み坂を登ると徐福像があります。
ライオンゲートブリッジ/長さ72.4m、ライオンベイブリッジ/長さ19.35m
お問い合わせ | 中泊町役場水産商工観光課 TEL:0173-57-2111 |
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徐福の里公園
2200年前、中国を統一した秦の皇帝の命を受けた徐福は、東方海中にある三神山不老不死の仙薬を求め船出し対馬海流に乗り北上、日本海に突起する航海の目印“神の岬・権現崎”こそ霊草のある蓬菜山だと、下前海岸にたどり着いたとの伝説から、その徐福の像が建立されました。
住所 | 青森県北津軽郡中泊町大字小泊字下前 |
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お問い合わせ | 中泊町水産商工観光課 TEL:0173-57-2111 |
小泊漁港
昭和26年に第4種漁港(避難港)に指定され、現在は第8次漁港整備が進められています。小泊漁港は小泊、下前、折戸の3港からなっており、小泊と下前の両港はヤリイカ、スルメイカ、メバルの1本釣り漁などで一年中賑わいを見せています。
住所 | 青森県北津軽郡中泊町小泊小泊149 |
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お問い合わせ | 中泊町役場水産商工観光課 TEL:0173-57-2111 |
不動の滝
鎌倉時代、山伏の荒行場の一つだったと伝えられています。三段の岩場を水しぶきとともに落ちる迫力の滝、町から約6kmほど離れた国有林の中にあります。神事も1年に1度行われ、深い谷間は幻想的な雰囲気に包まれています。
お問い合わせ | 中泊町水産商工観光課 TEL:0173-57-2111 |
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交通 | 津軽鉄道中里駅より、タクシーで約10分。タクシーを降りて徒歩約15分。 |
七ツ滝
小泊~竜飛岬をつなぐ国道339号、通称「竜泊ライン」にある、高さ21mの滝七段の岩肌を伝い流れることから“七ツ滝”という名がつけられたされています。季節によって、海からの強風により滝の一部が飛沫となって舞い上がるという神秘的な情景が楽しめます。また、道路沿いにあるので、車の窓からも眺めることができます。
お問い合わせ | 中泊町水産商工観光課 TEL:0173-57-2111 |
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その他の観光情報につきましてはこちらをご覧ください(中泊町ホームページ)
https://www.town.nakadomari.lg.jp/kanko_bunka_sports/kankojoho/index.html